Amazon RDS for MySQL 8.0 は 2026 年 7 月 31 日で標準サポートが終了し、以降も使い続けると延長サポートの追加料金がかかります。長期サポート版である 8.4 への移行は、早めに計画しておくのがおすすめです。
8.4 で確認しておきたい変更点
- 認証プラグインの既定が caching_sha2_password になります。古いクライアントライブラリは接続できない場合があるため、ドライバーのバージョンを確認します。
- パラメータグループのファミリーが mysql8.4 に変わるため、既存の設定を新しいグループに移し替えます。
- 廃止・名称変更されたシステム変数がないか、アプリケーション側の SET 文も含めて確認します。
Blue/Green デプロイでの手順
aws rds create-blue-green-deployment \
--blue-green-deployment-name app-mysql84 \
--source arn:aws:rds:ap-northeast-1:123456789012:db:app-db \
--target-engine-version 8.4.x \
--target-db-parameter-group-name app-mysql84
# グリーン環境で動作確認したあとに切り替え
aws rds switchover-blue-green-deployment \
--blue-green-deployment-identifier bgd-xxxxxxxx \
--switchover-timeout 300グリーン環境はブルーからレプリケーションされた状態で作成されるため、本番データに近い状態でアプリケーションの接続テストやクエリの実行計画を確認できます。切り替え時の停止時間は通常 1 分程度で、エンドポイント名も変わりません。
切り替え後
- 旧環境(ブルー)はすぐに削除せず、問題がないことを確認できるまで残しておく
- スロークエリログを数日間監視し、実行計画が変わったクエリがないか確認する
- Performance Insights で負荷の変化を比較する