AWS の請求額を見直すとき、EC2 や RDS のインスタンスサイズに目が行きがちですが、利用量に関係なく発生する固定費も積み重なると無視できない金額になります。
確認したい項目
- パブリック IPv4 アドレス:2024 年 2 月から、使用中・未使用を問わず 1 アドレスごとに時間課金されます。インターネット向け ALB はアベイラビリティゾーンごとにアドレスを持ちます。
- NAT Gateway:トラフィックがほとんどない開発環境でも、稼働時間分の料金が発生します。
- インターフェース型 VPC エンドポイント:エンドポイントごと・AZ ごとに時間課金されます。
- アタッチされていない EBS ボリュームや、古いスナップショット・手動の RDS スナップショット
- 保持期間が「無期限」のままの CloudWatch Logs ロググループ
- サポート期限を過ぎたデータベースエンジンの延長サポート料金
調べ方
- Cost Explorer で「使用タイプ」ごとに集計し、毎月同じ額が続いている項目を探す
- VPC IP Address Manager の Public IP Insights で、パブリック IPv4 の利用状況を確認する
- Trusted Advisor やコスト最適化ハブで、使われていないリソースの候補を確認する
習慣にする
固定費は一度削減しても、新しい環境を作るたびに再び増えていきます。月に一度、Cost Explorer の使用タイプ別のグラフを確認する時間を決めておくだけでも、無駄な支出の早期発見につながります。