長く運用している WordPress サイトでは、互換性への不安からプラグインのメジャーアップデートが後回しになりがちです。Claude Code に SSH 経由で WP-CLI を操作させると、確認作業を含めて手順化しやすくなります。
前提となる準備
- 本番と同じ構成のステージング環境を用意し、作業は必ずステージングから行う
- Claude Code が実行できるコマンドを許可リストで制限し、本番への接続は手動の承認制にする
- 作業前に wp db export とファイル一式のバックアップを取得する
1 バージョンずつ上げる
# 更新可能なプラグインを確認
ssh staging "cd /var/www/site && wp plugin list --update=available"
# メジャーバージョンを 1 つずつ上げ、都度確認する
ssh staging "cd /var/www/site && wp plugin update woocommerce --version=8.9.3"
ssh staging "cd /var/www/site && wp wc update" # データベースの更新
ssh staging "tail -n 100 /var/www/site/wp-content/debug.log"一度に最新版まで上げるのではなく、メジャーバージョンごとに更新とデータベース移行、エラーログの確認を繰り返します。各段階で注文作成や決済のテストを行い、問題があればその段階だけをロールバックできるようにしておきます。
本番への反映
- ステージングで確認した手順とバージョンを、そのまま本番の作業手順書にする
- wp maintenance-mode activate でメンテナンス表示にしてから作業する
- 反映後は主要な画面と決済フローを確認し、エラーログを一定期間監視する
AI エージェントは手順の実行と記録が得意な一方で、判断を誤る可能性もあります。本番環境に関わる操作は、人が内容を確認してから承認する運用にしておくことが大切です。